店長のおすすめ
「ハタハタキャビア」開発秘話
~開発者が語る・ハタハタキャビアの誕生まで~
ハタハタの卵はぶりこっていう。噛むとブリブリ音がするからとも云われているんです。
その弾力があって歯ごたえがある、好きな人は好きなんですけど嫌いな人は嫌いなわけで。
開発者は、漁師の息子ですが漁師ではないんです、ハタハタの加工を生業としてます。
年間通してハタハタに向き合っているのです。
そこで製造や販売を通年行っている訳なんですけど、最近・・県外、主に関東方面に伺いますとね 結構「ぶりこが固くて苦手だ」と言う方が多いという事に気づいたわけです。
だけれども生食は難しい、焼くと固くなる、煮ると固くなる、私たちは子供のころからハタハタで育ってきました。そのハタハタの卵がちょっと硬いっていうのは僕も気にはなってました。
でも、誰かがいつかどうにかしてくれるだろう・・と、他力本願の自分がいて。でも最終的にはだれもしなかった。柔らかそうなのはあってもイクラのように舌でプチッっと行くレベルではないんですよね。
そんな折、秋田県総合食品研究所でハタハタのぶりこを柔らかくする技術を開発したと伺ったんですね。
で5年くらい前でしょうか? 研修に出向きました。 ですけど、ぶりこが大漁に人獲れるシーズンって僕らも忙しい訳なんですよ。ぶりこの加工どころじゃない。
これが、ぶりこ加工を妨げる最初の壁でした。
当然加工対象になるぶりこの選定から始めなくっちゃいけない、そこの加工できる親ハタハタの選定と保存方法から始めた訳です。
これに約4年。それで、何となく感覚的に加工できる個体が判別できました。
第二の壁は、卵の表面を覆う固くなる粘着物質の除去(酵素の一種)に着手。しかし、研究所から頂いた卵をばらけさす方法をベースに試行錯誤、ただ従来の方法では卵膜へのダメージが大きいという事が解り別な方法を探したわけです。ようやく卵が柔らかくなって味をつけたところうちのメンバーに「あ・・・これ、キャビアだ!」と、言って頂き「キャビアかぁ~」とその気になったわけですね。
第三の壁は、これを食のどういう部分に位置づけるかでした、「ハタハタを柔らかく加工」したちょっとキャビア風な!っていうのはなんか後ろめたいし、ハタハタに申し訳ない。どうするのか?どう食べて頂くのか?目標は?とか一人で考えてましても限界がある。そこで昨年「神の魚物語り」を開発した会社内外の4名のユニットを再招集。さらにこの商品は世界市場も視野にいれてますので外国人スタッフも一名入ってもらっています。どのメンバーも個性的でハートがとっても強いんです。本当に納得できない事は絶対に譲らないんです。
ユニット名は「チーム・神の魚」。
僕らが目標としているのは「秋田発・特産品ルネッサンス」。
いい素材が揃っていながら加工が弱い秋田県を加工王国にしたいと思ったわけです。A級グルメ
当然、それには秋田の素材を使ったもので秋田の人間が頑張らなければいけない。社外のメンバーもいますのでSNSなどで疑問点などはやりとりをし、必要とあらば、召集させて頂き納得のいくまでディレクション!夢はどんどん膨らんで最終的には英国ロイヤルファミリーまで献上するまで頑張ろうと(笑)
中身も、秋田県産のもので揃えました。秋田のハタハタぶりこに、秋田のしょっつる、しょっつるはもともとハタハタの旨味成分ですし、それに白神こだま酵母、白神の塩がはいっています。
商品の名前は、当初ハタハタは神の魚と書くので「ゴットキャビア」だったんですが、うちの外国人スタッフが「神様は特別な物、食べるなんてもってのほか!ハタハタってとっても楽しく素敵な名前があるので「ハタハタキャビア」でいい。」と。
秋田は食材の宝庫。それを活かさないのは、秋田で加工をやっている人間の誇りにかけて何とかしたいと思ったんですよね。だからうちはぜーんぶ 秋田素材・秋田自社加工・そして秋田在住の人間だけの英知でやりました。 だってそれが僕らが一番守るべき誇りなのですから。
~開発者が語る・ハタハタキャビアの誕生まで~
ハタハタの卵はぶりこっていう。噛むとブリブリ音がするからとも云われているんです。
その弾力があって歯ごたえがある、好きな人は好きなんですけど嫌いな人は嫌いなわけで。
開発者は、漁師の息子ですが漁師ではないんです、ハタハタの加工を生業としてます。
年間通してハタハタに向き合っているのです。
そこで製造や販売を通年行っている訳なんですけど、最近・・県外、主に関東方面に伺いますとね 結構「ぶりこが固くて苦手だ」と言う方が多いという事に気づいたわけです。
だけれども生食は難しい、焼くと固くなる、煮ると固くなる、私たちは子供のころからハタハタで育ってきました。そのハタハタの卵がちょっと硬いっていうのは僕も気にはなってました。
でも、誰かがいつかどうにかしてくれるだろう・・と、他力本願の自分がいて。でも最終的にはだれもしなかった。柔らかそうなのはあってもイクラのように舌でプチッっと行くレベルではないんですよね。
そんな折、秋田県総合食品研究所でハタハタのぶりこを柔らかくする技術を開発したと伺ったんですね。
で5年くらい前でしょうか? 研修に出向きました。 ですけど、ぶりこが大漁に人獲れるシーズンって僕らも忙しい訳なんですよ。ぶりこの加工どころじゃない。
これが、ぶりこ加工を妨げる最初の壁でした。
当然加工対象になるぶりこの選定から始めなくっちゃいけない、そこの加工できる親ハタハタの選定と保存方法から始めた訳です。
これに約4年。それで、何となく感覚的に加工できる個体が判別できました。
第二の壁は、卵の表面を覆う固くなる粘着物質の除去(酵素の一種)に着手。しかし、研究所から頂いた卵をばらけさす方法をベースに試行錯誤、ただ従来の方法では卵膜へのダメージが大きいという事が解り別な方法を探したわけです。ようやく卵が柔らかくなって味をつけたところうちのメンバーに「あ・・・これ、キャビアだ!」と、言って頂き「キャビアかぁ~」とその気になったわけですね。
第三の壁は、これを食のどういう部分に位置づけるかでした、「ハタハタを柔らかく加工」したちょっとキャビア風な!っていうのはなんか後ろめたいし、ハタハタに申し訳ない。どうするのか?どう食べて頂くのか?目標は?とか一人で考えてましても限界がある。そこで昨年「神の魚物語り」を開発した会社内外の4名のユニットを再招集。さらにこの商品は世界市場も視野にいれてますので外国人スタッフも一名入ってもらっています。どのメンバーも個性的でハートがとっても強いんです。本当に納得できない事は絶対に譲らないんです。
ユニット名は「チーム・神の魚」。
僕らが目標としているのは「秋田発・特産品ルネッサンス」。
いい素材が揃っていながら加工が弱い秋田県を加工王国にしたいと思ったわけです。A級グルメ
当然、それには秋田の素材を使ったもので秋田の人間が頑張らなければいけない。社外のメンバーもいますのでSNSなどで疑問点などはやりとりをし、必要とあらば、召集させて頂き納得のいくまでディレクション!夢はどんどん膨らんで最終的には英国ロイヤルファミリーまで献上するまで頑張ろうと(笑)
中身も、秋田県産のもので揃えました。秋田のハタハタぶりこに、秋田のしょっつる、しょっつるはもともとハタハタの旨味成分ですし、それに白神こだま酵母、白神の塩がはいっています。
商品の名前は、当初ハタハタは神の魚と書くので「ゴットキャビア」だったんですが、うちの外国人スタッフが「神様は特別な物、食べるなんてもってのほか!ハタハタってとっても楽しく素敵な名前があるので「ハタハタキャビア」でいい。」と。
秋田は食材の宝庫。それを活かさないのは、秋田で加工をやっている人間の誇りにかけて何とかしたいと思ったんですよね。だからうちはぜーんぶ 秋田素材・秋田自社加工・そして秋田在住の人間だけの英知でやりました。 だってそれが僕らが一番守るべき誇りなのですから。